市場は常に間違っている

私がFXの初心者だった頃、二つの格言に出会い、それによって大きく利益を減らしたことがあります。
その一つが、「市場は常に間違っている」という言葉です。
これは、投資家のジョージ・ソロスの言葉ですが、この言葉は翻訳でかなり違った受取り方をされています。
ジョージ・ソロス氏は、バイアスがかかっている、つまり偏っていると言いたかったのに、間違っているという言葉で流布していたのです。
しかし、初心者でそのようなことを知らなかった私は、まるっきりその言葉を鵜呑みにしてしまいました。

市場は常に正しい

FXの一つの手法として、行き過ぎた市場の反動を狙うようになったのです。
ところが、これが間違いの元でした。
反動を狙うつもりが、大きな流れに飲み込まれてしまったのです。
そして行き着いた言葉が、「市場は常に正しい」という昔からある格言です。
どんなにもがいても、一個人の力でチャートが覆るはずがありません。
市場は常に正しいから、それに逆らえば痛い目を見るだけです。

揺れているのは自分の心

一見真逆の格言ですが、それぞれ相場の真理を言い得ています。
その両方に振り回されるのは、自分の心が揺れているからにほかなりません。
初心者だからという甘えは、FXの世界で通用するわけがないのです。
この時から、自分自身の足で立つ努力を続けようと心に決めました。
いまだに、右往左往することもありますが、以前よりは揺れ動かなくなってきたのは勉強ができてきたからではないかと思っている今日この頃です。